2024年2月1日、発災から1か月が経ちました。
今朝も出勤途中で余震がありましたが、この1か月間、被災からの工場設備補修と立て直し、社員の仕事復帰の手続きを通常業務もこなしながら淡々と行っておりました。
過疎や高齢化が進む中での大規模な震災と2次避難、その間の仕事の進め方や社員やその家族への寄り添い方など考えることが山積みで、だましだまし過ごせるかと思っていた10年、20年分が一気に1日で進んでしまったような感覚です。
人口流出や働く世代の減少問題、高齢化、親の住む場所や介護、子どもの学校や進路について、それにまつわる家族の問題などなど。
これらが全て私たちの工場1つとっても、生産に直結する大問題です。
1人、1社で考えていてもできることは限られ、もはや中島や七尾だけでなく、ある程度のエリア規模でまちづくりや産業の復興について考え立ち向かっていかなければならないところまできています。
幸いなことに働く場としての工場が無事であった私たちが、この地域でできること。まずは雇用の継続と確保ということで、この後長く続くであろう復興支援に向かっていきたいと思います。
こちらのページをご覧になった皆さまにも、地元商品の買い支えをお願いできればと思います。
なお、末筆になりましたが、リニューアルや販促にあたり、和倉温泉の各旅館様には多大なるご支援を頂いていました。
現在も大変な中にありながら、力強く今後の復興を宣言しておられます。
沢山の人が、写真のような海岸沿いの美しい景色を見ながらゆったりできる時間を再び取り戻せるよう、注視いただきご支援いただければ幸いです。
モデルは工場の職人さん(裁断場・縫製場)と社員の家族です。
カメラマンも能登島在住の方にお願いをし、楽しい撮影現場でした!
今後ともご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。